さらに引き続き「ろりーた絶対王政」を読み返している。
今後の流れが予測できた気がする。が、捌く手順が難しい。どちらも後には回せない手だ。理論上は同時進行で一気に捌くのが美しいのだが、それを実現できたらもはや人間業ではない。
とはいえ、「さくらふぶきに咲く背中」(中村明日美子)からも分かるように、この世界には人間業でない綱渡りをこなす能力がある人がいる。三嶋くるみほどの作家ならば、ぜひとも同時進行を狙って成功させて欲しいと思う。