「まんがタイムきらら」3月号
某書店で購入したところ、間違えて月刊ドラゴンエイジ3月号の付録が挟まっていた。おれつばのポスターと「おまもりひまり」の小冊子。これはおれつばをやれという神の啓示かしら。
店に返しに行くのもアレだし。うーむ……。
「けいおん!」(かきふらい)
同人誌っぽいと感じたのだが、なぜかというと生徒会+見た目のイメージ+京アニで喜緑さんが想起されたからだな。アニメ化影響? というか単に昔ハルヒ同人をやっていて。
絵が大丈夫か心配だったりする。
「ゆゆ式」(三上小又)
「ターン制」で笑いが止まらなくなった。今きららで一番面白いと思う。
会話の組み立てとアドリブを精度よく分析・描写するだけでギャグとして成立する、というのを見抜いたのは天才ではないか。勿論、会話を桁違いの正確さで再現できる作者の能力あってのものだけど。
「ふおんコネクト!」(ざら)
問題:ざらは色恋沙汰をどのように扱うのか。
解答:やたらリリカル。
よかった。
あと、大学附属とはいえ元巻さんは京都大学受けるしそれなりに受験組もいると思うのだが、2月14日にもなって学校に行かせてていいのだろうか。
「PONG PONG PONG!」(リサリサ)
今きららで一番テンションの高い漫画。基本モードが「相手の言っていることを無視」の人々。いつまでも眺めていたい。
「ダブルナイト」(玉岡かがり)
キャラがみんな原型をとどめていない。稲穂やユキちゃんにはもう突っ込まないが、いつの間にいぶきはゆとりになったんだ。
何故こんなことが起こりうるか。この漫画がどのように描かれているかという面から考えてみると。普通、漫画というものには物語というのがあって、それによって進行していく訳ですけれど、この漫画はそういう風ではないですよね。では延々同じことが繰り返されているかというと、初期→人格改変編→メイド編と移り変わっていっている。そこで何が変わっているかというとキャラクタが1つの均衡点から別の均衡点に移り変わっている。
均衡点の中で何か起きて均衡が少しずれると、普通はまあ大体元のつりあいに戻ってきて、たまにつりあいを飛び出して別のつりあいに行ってしまって、みたいな。直前の状況の中で、「今影響を持っているもの」だけを考えて次に何が起きるかを演算する、という風にしているので、例えばメイドになっているときにユキちゃんの人格が改変されっぱなしであることは重要ではなくて、だから放置しっぱなしになる。力学系的アプローチというか。
「まーぶるインスパイア」(むねきち)
お風呂がくだらないことの考え事の場というのはあるあるだなあ。
お風呂という場所には記憶が置いてあって、お風呂に入ると昨日お風呂で考えたことを思い出したりしますよね。
「二丁目路地裏探偵奇譚」(コバヤシテツヤ)
アリスとショコラが可愛いっていうことを強制的に思い出させられた。可愛い!
作者ナイス!