「まんがタイムきらら」4月号

どうにかして自分も「棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜」の感想を書くための言葉を手に入れたい、ということを思った。
自分が持っている言葉の、あまりの少なさが悲しい。

かみさまのいうとおり!」(湖西晶

こういう回の構成がめっちゃ上手いよなあと思います。
くだらない下ネタでほんわか読んでいて、たまにこういう回が、とかいうのは僕弱いです。

「あっちこっち」(異識)

カップル回じゃなくてみんなで遊ぼう回だった。この作品の登場人物がみんなで遊ぼう回で見せる能力の高さはホントに印象深い。
今回のつみきさんはノリノリでとっても可愛かった。いい。

「こどもすまいる!」(娘太丸

KATAMA整備。なんか、みくる先生って「ちっちゃく見えるけれど実は……」みたいな属性がなかった気がするので、そういう風にしないように作っていたのかと思っていた。

けいおん!」(かきふらい

さわちゃん先生で話転がしすぎだろ。いや正直弱点直撃なので(少なくとも今は)がんがんやってくださいですが。

ゆゆ式」(三上小又

きららに定着するだろうなと思った。安心。
けれど百合SMってなかったので前回より好きじゃなかった。

「ダブルナイト」(玉岡かがり

「なかったことにするわけにもいかないし」
というのを前提にしたとして、これはいい打開策を上手く見つけてきたなあと。次回を見てみないと確信は出来ないけれど。

「メロ^{3}」(野々原ちき

ヒトクイ〜」から「ネコソギ〜」あたりのいーちゃん
非モテといってもそっちか。だから世界観のレヴェルがガチ・リアルじゃないのか。なるほど。上手い。
ただしそのまま上手くいけるかはよくわかんない。どうなんだろ。

「Sweet Home」(やまぶき綾)

相変わらずやまぶき綾すぎる。
いなみんがどうのこうのとかは言わない約束、というよりも、そこらへんの手筋は共有財産として認識するべき(1つのジャンルにするとかそんな感じ)じゃないかしらん。いやまあ、それは先々のことで、とりあえず今は……とかいうのは否定はしないけど。
それにしてもやまぶき綾は全然主人公の男の子に興味がないように見える。

「そら」(白雪しおん

そういえば楠木肖ちゃんの1人だけ漢字なのはなんでだろう、と思ったけれど白雪しおんのことなのでコミックス1巻で事情を説明してくれるでしょう。あの人の自作解説部分は萌える。
P186-187では圧倒的なキャラパワーで押しているし、P188-189右は落とし方が萌え4コマの良きスタンダードという感じで。
この人は攻め筋の引き出しが広い上にどれも上手で、しかも自然というかなんというか読者がコンプレックスを持ったりしないような形で、なんとも凄いなあ。