「まんがタイムきららMAX」4月号

表紙の絵の状況が意味不明で面白い。
作品に対してどういう態度をとっていいものか迷っているものが多いので、「何かを感じた」みたいなのの表明ばかりになります。あしからず。
こんなの公開すんなよという感じですが、いまいちはっきりしにくいものでも書いておかないといつまでもはっきりしないので……。

ひろなex.」(すか)

平野先生の髪ってピンクだったんですか。
「あははは、美緒ひどいなー」、「報道の暴力って言うしね!」。相槌の美学。

イチロー!」(未影)

有名進学校ねぇ……。ううむ。まぁいいや。

「看板娘はさしおさえ」(鈴城芹

小絵ちゃんが黒る(くろ-る、五段活用動詞)ところが印象的だった。

「にこぷりトランス」(白雪しおん

バカ様。173cmの52(-α)kgぐらいなら知り合いにもよく居る気が。まぁその人たちが健康そうかといわれれば微妙だけれど。
胸が大きいとか軽いとか、そういうのを逆にコンプレックスに持ってくるのは嫌味ワールドか? というとちょっと違う気がするが、何にしても作者が自然な向きにコンプレックスを持っていたら作るのが後ろめたい話だと思う。実体験に基づく話だったら凄いな(作者側のことを妄想しすぎ)。

「ぼくの生徒はヴァンパイア」(玉岡かがり

・カミラのどこが神にそむいているのか謎だ、とか思った人は僕だけじゃないはずだ。
・こういう設定で話を転がすのは「ダブルナイト」の方っぽい。
・僕はあまりこの作品を「カミラ可愛い」で読んでないのだが、そういう層はどれくらい居るのだろう。
・プラムの顔は冷静に見てみるとやや危ういと気付いた。

「兄妹はじめました!」(愁☆一樹

この作者の絵の、黒い紙を切り取ったようなベタの感じが好き。

「そして僕らは家族になる」(荒木風羽

4コマならではの手口をつぎ込んで、見事に大人数を処理していた。「手前で喋りつつ後ろで別のグループが喋る」を華やかに駆使しまくっている様は見ていてため息が出る。
しかし、「家族合わせ」とかいうのを持ってくるのはあざといというかグロいというか。そこでグロさを発揮されるのは嫌な感じだなぁ……。

かなめも!」(石見翔子

はるかに気を利かせる代理、のところが面白かった。細かい工夫はやはり大事だなあ。

「はずむ! おじょうさま」(あみみ)

要約:頭がかわいそうで友達が出来ない。
ちゃんと上の要約の通りになっていて面白い。無茶の通し具合も上手い。
「ザ・おっぱい挟まらない宣言!」は、おっぱいでネタを作るのが大変とかいう意味だったり? もしそうだとしたら……初期設定はしっかり考えましょう。君と僕の約束だよ!

「まん研」(うおなてれぴん

プライバシーの観念とかよく理解できていないので、「小学校のとき初めて貰ったラブレターを母親に見せる」のどこがむごいのかよく分からん。まずい。
「死んだらハードディスク捨てて」とかも理解しがたい。死んだとしてもハードディスクという自分の脳の一部は残っている、みたいなイメージの方が。