「まんがタイムきららフォワード」Vol.9
三嶋くるみのために買っているようなものだ。んー、それは言いすぎか? 岬下部せすな、荒井チェリー(今回居ないけれども)、などなど。
まぁ、コストパフォーマンスという概念を持ち出すのは下品だよね。同人誌とかさー。我々にとって切実な問題は交換不可能性、あるいは補完不可能性の方だろう、と。その上で具体的にどうやって生きていくのかを考えるならともかく。
「桃色シンドローム」(高崎ゆうき)
この絵柄とこの内容が近しいのか遠いのか偉い人に教えて欲しい。判定したくても基礎知識が足りなさすぎて分からん。
あー、内容というものをわざわざ見出す必要があるかとかそういうのはとりあえず言いっこなしで。
「一年生になっちゃったら」(大井昌和)
こういうのを見ると、TSへの不信が膨らむ。全くもって信用ならない。
「Angel Cheeks」(三嶋くるみ)
やはり頭の切れる人間に見えるなあ。すばらしいなあ。
何も考えずに悲恋オチにしちゃう人間も最近はずいぶん減って善いことです。とはいっても、まだまだ出来るだろ貴方なら、とは一応。
で、ここからは感想ではなく連想なのだけれども。265ページ左下モノローグ。「小早川芹 は」
この、「芹」と「は」の間の空白を入れられるジャンルが羨ましい。というかなんというか、ここに書き写しただけで既に輝きが消えているけど。
小説であのノリをやるには、カプなSSを書いている女性みたいになるしかない。フォントサイズが小さくて、MS UI Gothicかなんかで、両端25%くらいは空白で。この手のスタイルは、あのノリを実現する手段としては非常に洗練されているわけで。莫迦にするような人間は許しがたい。
それだからして、SSはやはりすばらしい。